
成長過程の小学生に朝ごはんは必須です。朝ご飯を取る事によって、
- エネルギー補給
- 体内時計のリズムを整える
- 排便リズムをつける
- 登校への活力
- 勉強に取り組むための脳と身体を活動的にさせる
など色々な効果をもたらしてくれます。つまり、簡単にいうと、朝ごはんを摂ることでやる気が出る!といった感じですよね。
ただ、朝早く登校する小学生はどれくらいの朝ご飯を摂取することが望ましいのでしょうか!?そこでこの記事では、
- 小学生の朝ごはんの量はどれくらいなのか?
- 食事にかかる平均時間は?
などに着目しましたので、これからのお子さんの朝ご飯の参考にしていただければと思います。
この記事の内容
小学生の朝ごはんの量はどれくらい?
バランスの良い食事としてよく言われているのが、
- 主食
- 主菜
- 副菜
- 汁物
が挙げられます。ただ、夕食なら分かりますが、朝の忙しい時間にそれだけの準備をする余裕はありませんよね。また、“脳トレ”の先生として知られている、東北大学教授・医学博士の川島隆太先生によると、「朝ごはんは、ただ食べれば良いという訳ではない」のだそうです。
何が言いたいのかというと、パンだけとか、ごはんだけの朝食だと食べないのと同じだそうですよ!つまり、おかずも必要だということなのです。
では、実際のところ、どれくらい食べると良いのでしょうか!?
どれくらいの量を朝ご飯として取れば脳にいい影響がある!?
もちろん小学生といっても、年齢の幅がありますし、その子によって食べる量は異なります。
川島隆太先生曰く、目安は、
「給食と同じくらいの量」
なのだそうです。
理由として、給食では一日に必要な栄養量の1/3を摂っているので、朝食でも同じ様に食べることで、脳にもエネルギーが十分行き届き、4時間目まで授業に集中することができるというのです。
給食と同じくらいといわれると、構えてしまいますが、我が子の学校の給食でもおかずが多い日と少ない日があります。パンの日はスープと牛乳とフルーツなんてことも。
ただ、文字でみると一見少ない量だと感じますが、スープの具の量は結構たくさん入っているんですよね。
小学生の食事にかかる平均時間は!?
さて、給食と同じ量を食べるには朝食を摂るための時間を確保が必須になります。小学校の給食では15〜20分くらいの時間をかけて食べています。
低学年ではもう少し多めで、高学年だと早い子は10分程度で食べ終わることもあるので、朝食でも平均時間は10〜15分くらいになるかと思います。

腹持ちの良いオススメの朝食は!?
それではオススメの朝食をご紹介しますね。今回紹介するのは特に腹持ちの良いものです^^
納豆&キムチの温玉丼
ごはんに納豆、キムチ、ネギをのせて、半熟卵をのせます。これでOKです。手軽ですが、結構バランス良いですよね。これに味噌汁などをつけるとバッチリです。
辛いのが苦手なお子さんの場合は、キムチの変わりにちりめんじゃこでも良いですよ♪
ツナ丼
油をきったツナ缶と海苔を合わせて、ごはんにのせ、マヨネーズとしょうゆをかけるだけ。
ご飯とおかずに分けて食べるより、丼物にすることで子供も食べやすいですし、準備するほうとしても楽です!
トースト
食パンを焼くだけだと、味気ないですが、チーズをのせたり、シチューをのせたりすることで、主食と主菜を一緒に摂れます。チーズにトマトやウインナーなどでピザ風にすることもできますよね。
また、ロールパンにウインナーと野菜をはさんでホットドックもオススメです。
サラダ
野菜が苦手という子供も多いかもしれません。残り物の野菜を温野菜にしたり、千切りにして塩コショウで味付けをし、容器に野菜と卵(少し崩して)を入れてココット風にレンジでチンしてもおしゃれになりますよね。
これらにフルーツやヨーグルトをプラスするとさらに良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?朝食を食べない子供をなくすために、私の地元では小学校で地域の方々が朝食を振舞う活動をしていたりします。
朝食の大切さは十分、分かっていますが、なかなか難しかったりします…が、早く起きてしっかり朝食を摂ることで、早く寝ることもでき、また早起きができるという好循環にもなります。
学校でもしっかり活動することができるので、給食の時間もしっかりお腹がすき、ちゃんと食べることができますよね。
